tCPA,TCPA
Target Cost Per Action, Total Cost Per Action(Acquisition)
tCPAは2つの意味で使われることがあります。
最近のtCPA運用では、target CPAという形で、コンバージョンのための目標単価を設定します。ブロード配信などである程度のコンバージョンの値が分かったら、その価格に合わせて広告運用をするのがtCPAです。tCPAは機械学習によって定めた獲得単価でおさまるように自動運用します。
設定した価格に収まらなそうであれば、予算消化がとまります。
tCPA(TCPA)で以前より使われていた意味のもう1つは、Total CPAのことです。1つのActionに至るまでの過程で関わった全ての広告コストを計上します。
CPAは1つのActionに結びついた直接的な広告のみ注目するのに対し、tCPAは1つのActionに至るまでの全ての広告を対象とするので、間接的な広告効果も評価できます。
例えば購入をうながさないがimpressionをとるためのバナー広告などが該当します。最近は少なくなりましたが、以前はPCが主流だった時代はYahoo!のPC画面の両サイドに大きなバナー広告をだして認知をあげる施策をやっている企業もありました。そうした認知のための広告も含めてコンバージョンにいたるまでの費用をtCPAといいます。最近はTotal CPAという言葉はあまり聞かなくなったかもしれません。